暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか？
熱中症は暑熱環境における身体適応の障害によって起こる状態のことをいい、重症度はⅢ度の分類に分けることができます。
Ⅰ度は熱痙攣・熱失神に分類され、症状としてはめまい・失神・生あくび・大量の発汗・筋肉痛・こむら返りといったことが見られます。治療としては、冷所で安静に過ごし水とNaの経口補水液の補給をしましょう。
Ⅱ度は熱疲労に分類され、症状としては頭痛・嘔吐・軽度意識障害（判断力低下）・血尿・低血圧・体温上昇などが見られます。病院へ受診し点滴か経口補水液での水とNaの補給が必要です。また、体温管理も重要です。
Ⅲ度は熱射病に分類され、症状としては意識障害（昏睡）、けいれん発作、肝・腎機能障害などが見られます。すぐに救急車を呼び入院にて治療が必要となってきます。
水分補給には経口補水液もおすすめです。
簡単で手軽な手作り経口補水液の紹介です。
☆ お水1L レモン汁大さじ4 塩小さじ1/2 はちみつ大さじ4
熱中症にならないように日頃からこまめな水分補給、屋内ではクーラーなどで温度調節をし、屋外では帽子や日傘などで対策をしましょう。
